名古屋市天白区のサハシ歯科(緑区に隣接)は、歯周病治療、虫歯予防、口腔外科に 熱意を持って取り組んでます
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インプラントへのよくある質問

名古屋市天白区のサハシ歯科のインプラントに対する見解

1)インプラントとは

歯が抜けてない所に金属製(チタンなど)の棒状のものを歯肉の下にある骨組織に打ち込みその金属棒(インプラント)を支えにしてその上に失われた歯の形を再現し、歯のかむ機能や審美性(見ばえ)を回復させようとする治療法です。

まさにインプラントの金属棒が、人工的に作られた歯の歯根と言えるでしょう。

インプラントのイメージ図
インプラントのイメージ図

 

2)インプラントの長所

本来は歯の欠損部には、義歯やブリッジが必要となりますが、インプラントをその代わりに入れることにより、義歯やブリッジを装着せずに済むので、装着時の違和感がなく、食事や発音も支障なく、あたかも本来の天然歯を再び取り戻したような快適さが得られることでしょう。

 義歯とブリッジについて詳しくは「なぜ歯を抜いた後は冠が入らないのですか」の記事を参照してください。

 

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3) インプラントの欠点

A,インプラントを手術で歯肉の下の骨組織に植え込む時の危険性

インプラントはあごの骨の中に金属棒を打ち込む方法ですが、あごの骨が日本人の場合(体格の良い白人に比べて)小柄で骨の厚さも薄い場合も多いのです。

たとえば下あごの前歯の歯根部分の骨の前後的厚さは、日本人の場合わずか5~10mm程度の場合が多いです、。歯を失った部位のあごの骨の組織は、さらに年月と共に確実に少しずつ溶けてやせて厚みも薄くなっていきます。

もちろん歯を喪失前の状態が重度の歯周病であった場合はすでに歯を抜く前にかなりの量の骨がやせて失われているのはいうまでもありません。

そんな骨に直径3~4mmの金属の棒をインプラントとして打ち込むのですから、かなり危険な場合もあります。

また骨粗鬆症の人では、あごの骨もどんどん空洞化していき骨折しやすいだけでなく、インプラントの金属棒を骨が支えきれない場合も珍しくありません。

上下の歯でかみ締めた時に瞬間的に体重分(50~60kg)以上の力が歯に対してかかりますので、骨粗鬆症の人はインプラントは慎重に考えるべきでしょう。

また、インプラントを打ち込むあごの骨の組織の中や周辺には重要な組織がいろいろ存在します。下あごの骨の中には、下歯槽管という管が奥歯の方から前歯に向けて走っていて、その管の中に太い知覚神経や動脈、静脈が存在します。また上あごの骨の中で(特に日本人の場合小柄なので)上の奥歯の大臼歯の歯根部が上顎洞(鼻の横の空洞)に飛び出している場合もあります。

インプラントの埋め込み手術の時に、これらの重要な組織を傷つけたり圧迫したりして顔面の麻痺や障害が出ることも珍しくありません。

たとえ、どんなに熟練した歯科医が最新のCT、手術法、器材などを駆使し手術したとしても、危険度がかなり高い場合もあります。

現在、歯科診療の中で特に医療事故が多いのはインプラント治療なのです。

B、インプラントを稙立後の危険性

インプラント治療が終わった後も、ご自分の歯(天然歯)の歯磨き以上に、日々しっかりとインプラント部分を隅々まできちんと清掃することが必要不可欠であり、また必ず(歯周病の治療以上に厳密に)一定の間隔の定期受診で歯科医院での口の中の清掃を受けることが必要です。

これはインプラント治療を受けた患者さんが皆行っていることなのです。もしも、それらを行わなくなったとたん、インプラントは周りの骨と歯肉に激しい炎症を起こしてきて、近いうちに撤去せざるえなくなるでしょう。

しかし患者さんが元気なときはきちんと手入れし定期受診も可能かと思いますが、もし脳疾患、心臓疾患で倒れ身体の自由が利かなくなったとき、口の中のお手入れは、自分ではできないか、または不十分にしかできません。しかし人に磨いてもらうのでは十分にはなかかかうまく隅々までは磨けません。

その時に歯科医院へ口腔内の清掃等などで通うことも、なかなか難しいことも多いでしょう。

このように脳疾患、心臓疾患が原因でご自分でお口の中の手入れが十分にできなくなった時に(よほど対策や配慮をしないと)清掃不良になり、その結果細菌の増殖によりインプラントを支える周りの骨と歯肉全体に激しい炎症が起きてきます。

しかしそのような身体状態でのインプラント撤去は不可能なことも多いでしょう。

(通常の場合でもインプラントを撤去する時には、麻酔がなかなか効きにくかったり、繊維状になった結合組織がインプラントに絡み付いているため、インプラントの撤去がかなり困難となり、相当の手間がかかる事も決して珍しくありません。)

C、インプラントの種類、費用、耐久性、患者さん説明の現状

現在インプラントは少なくとも日本国内で20~30種類が使われていて、それぞれ器具部品の形状などがまったく異なり、歯科医によりそれぞれ扱う種類が違うので、(大学病院などでも1~2種類のインプラントしか扱っていません)

ですから一般的には、患者さんはあくまでもインプラントを施術した歯科医院に通い続けないとインプラントの破損時の修理などにも、まったく対応してもらえません。
(たとえ海外や遠方などに引っ越してもその都度その歯科医院を定期的に受診しなければいけません。海外には100~200種類のインプラントがあるといわれています。)
また、インプラントの費用は1本分で約30万円程度かかる場合が比較的多いようですが、(インプラント学会などの)インプラントの専門家の間では10年持てば成功事例として認めています。それ以上の年数は持ちこたえることが難しいことも多く、また、10年も維持できないインプラントもかなり多いです。

なお、インプラントを撤去した後は骨組織が炎症を激しく起こし骨組織がかなり破壊されている場合も多く、再び同じようなインプラントを入れることができない場合も多いでしょう。

しかしその時に義歯、ブリッジを作るとしても(インプラントによる多量の)骨組織の破壊により、かなりの悪条件下で入れることになるでしょう。
インプラント治療を患者さんに勧める歯科医はこれらのインプラントの欠点にはあまり触れずに、長所を強調している場合もあります。

インプラント治療の欠点もよく知り、治療法について検討すると良いでしょう。

D,サハシ歯科でのインプラントへの対応

サハシ歯科ではインプラント治療を行っていません。

その理由はインプラント治療は長い目でみると、患者さんの享受できるメリットよりもデメリットのほうが、はるかに大きいと考えるからです。

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