一般的に、虫歯、歯周病の予防には、(歯磨きも当然必要ですが)歯磨きよりも、砂糖入りの飲み物や食べ物の多量摂取を控えることの方がはるかに大きな効果があります。

(ただし一日に1個または1瓶程度の砂糖入りのものを日中に飲食する程度ならば、まったく大丈夫でしょう。また、砂糖入りのアメを絶えず舐める習慣 の人は虫歯が多発しやすいです。)

なお、歯磨きについては、歯磨きの方法のページをご覧ください。 

ところで日中は、絶えず口の中の唾液が胃腸のほうに流れ、唾液と共に虫歯菌、歯周病菌などもある程度胃腸の方へ流れていくと同時に、どんどん湧き出てくる唾液の成分の中に虫歯菌、歯周病菌の繁殖を抑える作用や成分が含まれていて、甘いものなどを摂取しても、(だらだらと多量に食べなければ)唾液のこれらの働きにより、ある程度虫歯予防、歯周病予防はできています。

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しかし夜寝ている間は、口の中の唾液はあまり湧き出てこなくなり、唾液の胃腸への流れもほとんどなくなり、日中のような唾液による菌の繁殖を抑えるメカニズムが作用しなくなるので爆発的に虫歯菌、歯周病菌が増えて、寝ている間は極めて虫歯、歯周病が進行しやすい時間帯と言えます。

ちなみに朝起床時は、日中と比べると10倍以上の虫歯菌、歯周病菌がいて、誰にでも口臭があります。これを生理的口臭と呼びます。

つまり寝ている間に爆発的に虫歯菌、歯周病菌が繁殖するので 、夜寝る前と朝起床時のブラッシングが非常に重要ですが、どれだけ一生懸命に歯磨きをしても、隅の隅までは完璧になかなか磨ききれず、隅の方には多少なりとも(糖分を含む)食べかすなど残っている場合が多いです。

そのわずかな量の食べかすでも細菌には十分な量のエサになり、(唾液のあまり出ない、口の中が乾燥しやすい)寝ている間に、さらに一層爆発的に細菌が繁殖することになるのです。

夜寝ている間には水分が多量に体内から失われるので、寝る前の水分の補給は非常に大切なことですが、夜寝る前の水分補給には水かお茶がよいのです。

しかし夜寝る前に(甘い食べ物だけでなく)牛乳や乳酸菌飲料、砂糖の入った飲料を摂取する習慣のある方は、短期間で虫歯や歯周病(歯槽膿漏)が急速に進行しやすいのです。

ちなみに牛乳や乳酸菌飲料は、それ自体が糖分を含んでいるだけでなく、粘着力があるため他の飲食物も歯の表面に付着させてしまう作用があり、(唾液の流れの停滞する)夜間においては、口腔内でより多くの細菌を繁殖させる要因となっているのです。

名古屋市天白区のサハシ歯科ではこのような指導も行っています。 

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