りんごをかじる女性

主な原因は以下のものがあります。

虫歯の再発が原因

虫歯などのため過去に歯髄(いわゆる”神経”)の治療をし、冠(金属、セラミックなど)で覆われている歯の歯根の根管(かつて歯髄があった部分)の中で、虫歯が再発し(虫歯菌が再度繁殖し)以前より細菌等が繁殖したために慢性炎症があるけど、自覚症状がなかったものが、ある時急性化し、”咬むと痛い”という症状が出た場合。

治療法は、再度歯髄(いわゆる”神経”)の治療をし冠をかぶせるか、重度の場合は、抜歯せざるえない場合もあります。

なお、”歯髄の治療”については、「歯の神経を抜く」とは、どのような治療が行われるのですか?”の記事を参照してください。

歯根部の破折が原因

歯根の部分が破折したのが原因で、”咬むと痛い”場合。

虫歯などのため過去に歯髄(いわゆる”神経”)の治療をし、冠(金属、セラミックなど)で覆われている歯で長年経過(状況にもよりますが、歯髄の治療後冠を被せてから約10~20年以上)すると、歯根の部分が破折して”咬むと痛い”場合が時々あります。

また、健康な天然歯(まったく治療したことがない歯)でも、40~50歳代以上になると(歯の亀裂が生じてきている状況下で)ある時突然(亀裂などが原因で)歯根の部分が破折し、それが原因で突然”咬むと痛くなる”場合もあります。

特に硬い食物が好きな人、あえて硬いものを咬みたがる人などでは、歯根の破折はおき易くなります。

治療法は、残念ながら抜歯となります。

“歯根の破折”については、”もし歯根部の破折が起きたときは、たとえ自覚症状が・・・の記事、および健全歯でも破折するのですか?の記事も参照してみて下さい。

咬みあわせが原因

上下の歯と歯のかみ合わせのバランス(相互関係)が悪くなったのが原因で、特定の歯に”咬むと痛い”症状が出る場合があります。

治療法は、かみ合わせバランスを調整(中心位、左右方向、前方向などの調整)するだけで改善できる場合が多いです。なお調整は、ほんの少しカドを丸める程度ですみます。

なお重度の場合は、冠(金属、セラミックなど)を被せて歯の形態を変えることで、かみあわせを改善するなどの対応をすることもあります。

義歯(入れ歯)が原因

義歯の装着されている部位であれば、多くの場合義歯が原因で”咬むと痛い”と考えられます。

治療法は義歯の調整などをします。

インプラントが原因

インプラントの部位で咬むと痛くなったり、インプラントの周辺の歯肉から出血したり歯肉が腫れてくる場合があります。

多くの場合の原因は、インプラントの周囲の歯肉や骨組織(歯槽骨)で急性炎症が起きているためです。

本来、インプラントの周囲の歯肉や骨組織は、多少不潔な状況であるだけで、炎症が進行し易いのです。ですから、日々しっかりとインプラントの隅々まできちんと清掃することと、必ず一定の間隔で、歯科医院での器具を使用したインプラント周辺の清掃を受けることが非常に大切なのです。

治療法

インプラントによるトラブルは、そのインプラントの施術した歯科医院での受診を、特にお勧めします。

なぜならば、現在インプラントは少なくとも日本国内で20~30種類が使われていて、それぞれ器具部品の形状などが異なり、歯科医によりそれぞれ扱う種類が違います。(大学病院などでも1~2種類のインプラントしか扱っていません)

またトラブル時の対応も歯科医院により異なるので、本格的な治療は、患者さんがインプラントの施術した歯科医院で受けられることを、お勧めします。

なお、応急処置としては、抗生物質、鎮痛消炎薬の服用などにより症状の緩和をおこなうことになります。また炎症が重度であれば、インプラントの撤去などが必要になる場合もあります。

(サハシ歯科では、問題点も多いため、インプラント治療を行っていませんが、保険診療で認められているインプラントの応急処置やインプラントの撤去は行っています)

なお、インプラントについての詳しい事はインプラントについての記事を参照してください。

サハシ歯科