名古屋市天白区のサハシ歯科(緑区に隣接)は、歯周病治療、虫歯予防、口腔外科に 熱意を持って取り組んでます
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「80歳以上で歯が20本以上残存している人」の特徴

人間の歯は、すべての歯が残存していれば、通常28本(親知らずまで含めると32本)です。

しかし、多くの人々が、(個人差がありますが)年齢と共に歯を喪失していきます。

特に40代後半以降の世代では、歯を(抜歯せざるえなくなり)喪失していく人が、年齢が上昇すると共に、急速に増えていく傾向です。

ところが、

現在80歳で歯が20本以上残存している人は、約40%以上います。

各地の歯科医師会では、以前より「80歳で20本以上歯が残存している人」を、増やしていこうというキャンペーン(8020ハチマルニイマル、キャンペーン)をしていて、「80歳で20本以上歯が残存している人」を表彰している歯科医師会も数多くあります。

「80歳以上で歯が20本以上残存している人」の特徴

1.なんでもよく咬める

「80歳で20本以上歯のある人」の約90%は、噛み切りにくい物や、硬いものも食べられます。

具体的には、以下の表のとおりです。

2.口腔内(歯と歯肉など)に関心が高い

「80歳で20本以上歯のある人」は、日頃から歯の重要性を理解していて、絶えず日常生活で、

●早期受診
●一日二回以上の歯磨き
●かかりつけ歯科医を持っている

という人が多いようです。また、趣味を持ち充実した日々をすごしているようです。

 咬む能力

3.ポジティブ(前向き)思考の人が多い

「人生の考え方に関する質問」によると、ポジティブ(前向き)思考の人には、お口の機能(食べたり、飲み込んだりの機能)の良好な人が多いこともわかりました。

前向き志向

4.口腔の機能(咬む力、飲み込む力)が高い

加齢により口腔の機能(咬む力、飲み込む力)が低下するほど、誤嚥(水や食物が誤って、肺や気管支に入る)しやすい状況になっていきます。

その結果として

誤嚥性肺炎や窒息の最大の原因が口腔の機能の低下によるものとなっています。

 「80歳で20本以上歯のある人」は下の表のように明らかに口腔の機能(咬む力、飲み込む力)が高く、誤嚥の危険性も低く、誤嚥の可能性も低い(摂食嚥下機能の高い)人と言ってよいでしょう。

口腔機能

(以上、愛知県、愛知県歯科医師会のパンフレット資料から一部引用)

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食べ物を”咬む能力の発育”には、”離乳の進め方”が非常に深く影響しています

1.離乳が順調にいかなかった子供たちに「硬いものがかめない」、「食べ物を口にためがち」、「食べるのが遅い」などの食べ物を咬む能力が低下している”場合が非常に多いのが実情です。

これらの子供は、咬む能力が低下しているので、日常の食生活で歯ごたえのある食物(野菜、肉類など)を嫌い、「あまり咬まずに丸飲み込みできる食物」つまり、カレーライス、ハンバーグ、麺類、シュウマイ、餃子、コロッケ、スナック菓子を、より多く食べてしまう傾向にありますので、ますます食べ物を咬む能力はあまり向上していかなくなります。

2.”離乳の進め方”の良否が、その後の咬む能力に最も大きく影響を与えています。

赤ちゃんの咬む能力は、必ず次のような順序を経て発達していきます。

つまり舌飲み期→口唇食べ期→舌食べ期→歯ぐき食べ期→歯食べ期

この「咬む能力の発育スピード」には、かなりの個人差があります。運動神経の良し悪しや手先の器用不器用などに個人差がかなりあるのと同じです。

個々の赤ちゃんの状況に合わせて離乳食を進めていく必要があります。決して離乳をあせって無理に先へ進めてはいけないのです。個々の赤ちゃんのその時点での咬む能力がどの程度なのかを、(離乳食を食べている時のくちびるや顎の動きを見て)よく見極めた上で、次の段階へ進めていく必要があります。

3.離乳の各段階をきちんとしっかり終えながら次の段階に進めていけなかった子は、身体全体は成長していっても、食物を”咬む能力”は順調に発育せず、その結果として「硬いものがかめない」、「食べ物を口にためがち」、「食べるのが遅い」などの食べ物を咬む能力が低下した子になってしまうのです。

4.すでに離乳期を過ぎて、咬む能力が未だ低下している子は、日々の日常生活で、野菜などの繊維性の食物を一口あたり何回も(20~30回程度)咬むことなどを、続けることにより、咬む能力を少しづつ徐々に高めていくことができるでしょう。

なお、以下の記事も、ぜひ参照してみてください。

☆ 顎(あご)が小さい子供は硬いものをひたすら咬むようにすれば、顎が大きく成長するのでしょうか?

☆ 現代人に顎(あご)が小さい人が増えてきている原因

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歯が原因で鼻の奥に膿が溜まり、蓄膿症(上顎洞炎)になることがあります

歯や歯肉には何も異常がないのに、走ったりジャンプしたりすると振動で上の奥歯が痛みむことがあります。このような場合、上顎洞炎という副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)が原因のことも時々あるのです。

1.鼻と奥歯の関係

鼻の周りには鼻腔と通じている上顎洞(鼻の両脇)、前頭洞(おでこ)、篩骨洞、蝶形骨洞の4つの空洞があります。この空洞を副鼻腔と呼び、そこの慢性的な炎症を慢性副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)と言います。
上顎洞は上の奥歯のすぐ上にあり、その奥歯の歯根の先が上顎洞に突き出して入っている事も多いです。(特に上顎の第一大臼歯に多いです)

2.上顎洞炎(いわゆる蓄膿症)と虫歯、歯周病との関連性

上顎の奥歯に虫歯や歯周病によって炎症が起き、その結果として歯根部周辺に膿が溜まり、その膿がさらに上顎洞の中にまで広がって、上顎洞炎(いわゆる蓄膿症)になってしまうことがあるのです。
つまり歯が原因で上顎洞に炎症が起きるのです。
上顎洞炎のうちで、歯が原因するものは全体の10~30%を占めています。
このような場合では、耳鼻科での治療と併せて、原因する虫歯や歯周病の治療が必要となりますが、症状が改善できない時は、残念ながら抜歯となります

3.上顎の奥歯を抜歯後に上顎洞からの穴が口腔内に開いた状態が生じた場合の経過と対応

歯根の先が上顎洞に突き出して入っている状態の上顎の奥歯の抜歯を行うと、上顎洞からの穴が口腔内に開いた状態になります。その時には穴から上顎洞の中を何度か洗浄を行いますが、抜歯後の穴が小さい場合は自然に塞がります。
しかし抜歯後上顎洞からの穴が大きい場合は、いつまで経っても自然に塞がらず、飲み物を飲んだ時に鼻から流れてきてしまいますので、穴を塞ぐ手術が必要になることもあります。

4.一般的な上顎洞炎(いわゆる蓄膿症)の症状としては

上顎洞炎(いわゆる蓄膿症)の慢性期の症状としては鼻がつまる、鼻水が喉の方に流れやすい、黄色い粘り気のある鼻水が出るなどですが、通常鼻が原因の場合は両側の鼻に症状が現れますが、歯が原因で起きた上顎洞炎では、原因となっている歯がある側だけの症状のことが多いです。
なお急性期の症状としては、歯の痛み、頬の痛み、臭いのある鼻水が出たりするなどの症状があります。

サハシ歯科(名古屋市天白区)では、このようなことにも、いつも適切な対応ができるよう、日々研鑽しています。

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上下の歯を接触させる癖のある人は、顎関節症の症状(痛み)が出やすくなります。

1、本来、人は会話の時や食事の時に瞬間的に”上下の歯が接触”しますが、それ以外の時は上下の歯は接触しないものなのです。

ちなみに食事の時に”上下の歯が接触”する時間は、一日に合計で約17.5分程度にすぎません。

2、普段の日常生活で、必要もないのに”上下の歯を絶えず接触させる癖”がある人がいます。

このような人では一日の中で数時間以上接触させている場合も多いです。もちろん、当人にとっては”上下の歯を絶えず接触させている”のが当然のことになっているのでしょう。

3、最近の研究(東京医科歯科大学など)によれば、顎関節症の痛みを訴える患者さんの70%の方が”上下の歯を接触させる癖”を持っています。

ただ単に、この”上下の歯を接触させる癖”をなくすだけで、顎関節症の症状(痛み)は短期間で大きく改善されます。このように顎関節症に対する治療法が大きく変わってきています。

4、なぜ”上下の歯を接触させる癖”をなくすだけで、顎関節症の症状(痛み)は改善するか?

実は”上下の歯が接触”している間は、ずっと(咬むために機能する)筋肉が働き続け、長時間に及ぶほど筋肉が疲労してしまい、その結果として顎関節が押さえ込まれる状態が続くことになり、顎関節に痛みを感じることになるからです。

5、歯を食いしばる習慣がある人は、”上下の歯を接触させる癖”のあるよりも、さらにはるかに顎関節症の症状(痛み)が出やすいと言えますので、すぐに止めるようにすべきでしょう。

夜間の就眠時の食いしばり、歯ぎしりに対する対策としては、保険診療で”歯軋り防止装置”を作り、就眠時に装着することで、悪影響を防止できます。

 名古屋市天白区のサハシ歯科では、このような事例にも適切な対応ができるよう日々研鑽しています。

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ガンの手術の成否に歯科治療の有無が大きく影響

口腔が関連する領域(頭頚部、胸部、食道)のガンの手術では、ガンの手術の前と後に口腔内を歯石除去およびブラッシング指導(フロスや歯間ブラシなども併用)を行って口腔内において清潔な状態を維持、管理しているか否かが、手術後の結果の成否にかなり大きく影響があることが、ガン治療の医療関係者の間では、最近徐々に認識され始めています。

本来、口腔内は体内で細菌類が最も多く繁殖もしやすく、細菌などが原因の感染症が容易に発生しやすい部位なのです。ですから手術部位が口腔が関連する領域(頭頚部、胸部、食道)の場合では、手術の前後に”口腔内の細菌類がどれほど減少でき、どの程度清潔な状態が保たれているどうか”が、手術の結果の成否に大きく影響するのです。

今後は、頭頚部、胸部、食道などの口腔関連領域のガン手術の前と後には、「歯石除去とブラッシング指導を行う必要がある」という考えになっていくようです。

なお、人工呼吸器使用に伴う肺炎でも、歯石除去とブラッシング指導が肺炎の予防にとって、かなり有効なことがわかってきました。

口腔内が”細菌のより少ない、より清潔な状態”に保たれることにより、肺炎の原因菌を減少させ、その結果肺炎の発症を減少させ、また発症時期も遅らせることができるということです。

現在、名古屋市天白区のサハシ歯科では、ガン治療の医療機関から口腔管理の依頼(ガン治療に伴う周術期口腔管理の依頼)にも対応させていただいています。

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誤嚥性肺炎は、要介護者にとって特に要注意です

誤嚥性肺炎とは、食事の際に、本来食道から胃へ行くべき食物が、誤って気管支を通り肺の中に入ってしまった(誤嚥)ために起きる肺炎です。

食物とともに”口腔内の細菌”も誤嚥されて肺の中に行き、その細菌が肺の中で繁殖し肺炎を起こすことが最近(DNA鑑定により)証明されています。

要介護者に限定した直接的な死因の50%以上が、誤嚥性肺炎と(肺炎に関連して生じた)感染症で亡くなっています。

要介護者に特に誤嚥性肺炎が起きやすい主な要因

1,脳卒中の後遺症として口腔やノドの感覚と運動の麻痺が生じ、嚥下がスム-スにできにくくなり誤嚥性肺炎が起こります。

2,認知症により、一度に多すぎる食物を口に詰め込み過ぎ、なかなか飲み込もうとしないようになって、嚥下がスム-スにできなくなり誤嚥性肺炎が起こります。

3,高齢による衰弱により、嚥下機能の低下が原因で、誤嚥性肺炎が起こります。

4,パーキンソン病などの関節疾患や進行性の神経疾患などにより、顎関節や筋肉(咀嚼筋)が正常に動かないために、嚥下がうまくできず、そのために誤嚥性肺炎が起こります。

つまり摂食(食事)の際に、嚥下(食物の飲み込み)がうまくできないことが、誤嚥性肺炎の原因であると言えます。

最近では介護保険でも”口腔機能向上メニュー”が”導入され、誤嚥性肺炎を防ごうという状況です。

誤嚥性肺炎の予防法としての”摂食、嚥下機能訓練”

1.間接訓練

食べ物を使用しない状況で(肩、首、後頚部、口の周囲、舌などの)口腔周囲の筋肉をいろいろと動かしたり、”発音”、”咳”、”唾液の飲み込み”などをして訓練を行います。

2.直接訓練

毎日の日常の飲食そのものが、直接訓練になります。

しっかりと、よく咬み、おいしく味わいながら食べることが、最もよい訓練になります。

食事の時の姿勢や”飲み込みやすい食材”などの指導も必要です。

名古屋市天白区のサハシ歯科では、誤嚥性肺炎にも適切な対応ができるよう日々研鑽しています。

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現代人に顎(あご)の骨が小さい人が増えてきている原因?

現代人に顎(あご)の骨が小さい人が増えてきている原因

「歯とあごの話 保健編」医歯薬出版1989年刊より転載

 

現代人に顎(あご)の骨が小さい人が増えてきている原因は、厳密な言い方をすれば不明です。

 しかし、以下のようなことが現代人の顎(あご)の骨の形態にかなり関係している可能性があります。

1、顎(あご)の骨の形は遺伝的な要素があります。

当然ですが、生まれてくる子は、両親の顔に似るので、顎(あご)も当然似た形態になります。

2、顎(あご)の骨の形が小さくなってきたのは何億年にもわたる長い人類の進化の結果でもあります。

人類の祖先が火を使用し始める前は、天然の硬い生の食物を咬むために分厚い咀嚼筋が必要であり、頭頂部全体で分厚い咀嚼筋を支えていました。

そのため進化の過程でも大脳の容積が大きくなることが妨げられていたと考えられています。

人類が食物に火を通して柔らかくして食べるようになり、咬む力も徐々にそれほど必要なくなり、上下の顎骨も次第に小さくなり、咀嚼筋も退化して咀嚼筋が頭頂部全体を分厚く覆うことがなくなり、咀嚼筋の大脳への押さえ込みが少なくなった結果、類人猿、猿人類、古代人と進化にしたがい大脳の容積が大きくなり知能も進化し、それと同時に徐々に上下の顎骨は、小さくなってきたようです。

3、歴史的にも食物が急速に軟らかくなってきて以前に比べるとあまり咬まなくてもよくなってきているのも事実でその結果ますます顎(あご)の骨の形が小さくなってきたということも言えるでしょう。

平安時代、鎌倉時代、江戸時代と後世になるほど食物が硬いものから軟らかいものへと確実に変化してきています。とくに近年のファーストフードのハンバーグ、フライドポテト、オムライスなどは極めて軟らかい食物でしょう。

これに関連して以下の記事も、ご参照いただくとよいでしょう

「顎(あご)が小さい子供は硬いものをひたすら咬むようにすれば、顎が大きく成長するのでしょうか?」

「食べ物を”咬む能力の発育”には、”離乳の進め方”が非常に深く影響しています」

名古屋市天白区のサハシ歯科では、このようなことも配慮しながら、日々の診療に取り組んでいます。

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歯周病菌も虫歯菌も人から人へ、またはペットから人へ感染するんです

歯周病も虫歯も共に、直接的には歯周病菌、虫歯菌によって発病し進行していく感染症なのです。

感染症ですから、当然ですが虫歯も歯周病も人から人へ、またはペットから人へうつり感染するのです。

感染経路としては、回し飲み、回し食い、箸の使いまわし、くしゃみ、キスが考えられますが、特に感染しやすいのは、性感染とペットからの感染です。

重度の歯周病治療では、歯周病治療に併せて、これらの対策もすることにより、治療成果が大きくあがることがあります。 

ちなみにスエーデン、フィンランドなどの世界中で最も虫歯予防、歯周病予防対策が進んでいると言われる北欧の国々では、すべての妊婦に対して生まれてくる新生児のために産道の細菌対策をかなり以前からすでに実施しているのです。

なぜならば生まてくるまでは、人の口腔内には虫歯菌も歯周病菌も存在しません。

しかし出生時に母親の産道を通るときに産道内の細菌感染を受け、すでにこの時点で口腔内が虫歯菌、歯周病菌に感染してしまうので、そのための対策なのです。

名古屋市天白区のサハシ歯科では、このようなことにも配慮しながら診療を行っています。

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歯科治療を受ける患者さんへ

歯科治療を受ける患者さんへ

1、歯科医院は、多くの方が歯の治療が「怖い、痛い」などで避けたがる傾向にあります。中には訪れたくない場所の一つとして歯科医院を思い浮かべる人も少なくありません。

歯の治療時には(できるだけ痛みなどを軽減するよう配慮するのですが)麻酔の針の刺入時の痛みや歯
010_631.jpgを削る時の切削音などの不快な事が多少なりともあるのは非常に残念ですが事実
です。

それでも、同じ歯科医院に通ううちに、その歯科医院に慣れ信頼感が多少なりとも持てるようになり、それらの痛みや不快音などにも、なんとか耐えているというのが現実かもしれません。

2、特に初めて新たな歯科医院に訪れる場合は、どなたも相当緊張感が高まっていることでしょう。

このような時、歯や歯肉などの痛みも相当ある場合はさらに気持に余裕がないと思います。中には気持ちが混乱してしまう方もいないわけではありません。

ある調査によれば、まったく初めての歯科医院で治療を受ける時は治療椅子に座っただけで(最高)血圧が平常時の平均30程度上昇し、また2回目以降でも平均10程度上昇するそうです。(降圧剤を服用している高血圧の人は歯科治療時は特に要注意です) 

3、サハシ歯科でも、このような点を配慮し診療時間もかけ、できるだけ丁寧な診療をさせていただければと、いつも思いながら日々の診療に取り組んでいます。

事前に予約をとっていて十分な時間を確保している患者さんの場合は、かなりの配慮も可能です。

4、サハシ歯科では、初めての予約なしの患者さんも、その場で診療させていただいています。

突然歯や歯肉などが痛み出すこともあり、そのような場合は極力できるかぎり早く,その場で診させていただくよう日々心がけています。

5、しかし予約なしに突然医院に現れた初めての患者さんは(その時間の予約の患者さんとの)診療時間が重複して、残念ながら十分な配慮も時間もかけれないこともあり、非常に残念な思いをすることもあります。

できるならば、初めての患者さんも、電話などで予約してからご来院いただければ、診療に対してより多くの配慮をできるのではないか思うのです。

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倒れている人に対して、行うべきこと。(AEDも含めての人命救助、救急蘇生法)

人命救助(救急蘇生法)に関しては、たとえその結果が(首尾よく行うことができなくて)死亡することになってしまった場合でも、善意に基づく行動であれば、決して後になって法律的にも責任を問われたりすることは一切ありません。 ぜひ勇気を出して救急蘇生法を行いましょう。

2010年に救急蘇生法はアメリカ心臓学会(AHA)により、(これまでより)かなり簡略化された方法に変更されました。日本でもこの方法になりました。

簡略化することにより、蘇生率(救命率)を上げようという狙いです。

新しい救急蘇生法では、倒れている人の”意識と呼吸がない”のが確認されたら、人工呼吸をしなくて、いきなり心臓マッサージを行ってもよくなり、その後も一切人工呼吸をしなくて、心臓マッサージのみを行うということでもよいことになりました。

心臓マッサージだけでも、十二分に救急蘇生効果があるのです。

(もちろん可能ならば人工呼吸やAEDも併せておこなうのがよいのですが、それが不可能であったり、その手技に不慣れな場合は、心臓マッサージのみを途切れることなく続けて救急車の到着を待ってもよいのです。)

心肺停止(心臓の動きが停止)して3~4分以内に心臓マッサージやAEDにより”血液の循環機能”を回復させることができれば、その後の身体機能などの回復が極めて良好であり後遺症もかなり軽くすみます。

つまり心肺停止後、いかに少しでも早く心臓マッサージを開始できるかどうかが、その後のその人の人生の命運を大きく左右するのです。

 119番通報してから救急車が到着するのに(日本では)平均約7分かかります。

ですから、”倒れている人”の近くに居合わせた人が、できる限り早く心臓マッサージを始めることが人命救助にはきわめて重要なのです。

救急蘇生法の具体的な流れ

とりあえず、”倒れている人”の周りの車の通行、火災、煙による危険などを把握し、必要ならば移動させるなどして周辺の安全を確保します。

1、まず初めに、意識と呼吸の確認を行います

意識の確認は、倒れている人の肩を軽くたたきながら「大丈夫ですか?、大丈夫ですか?」などと、できるだけ大きな声で呼びかけて、それに対する反応の有無で判断します。

呼吸の確認は倒れている人の胸と腹部の上下の動きの有無を見て、倒れている人が”呼吸”しているかどうかを判断します。

 A、意識と呼吸の確認ができない場合の対応

(声をかけても何の反応もなく、呼吸が確認できない時)

すぐに「誰か来てください。人が倒れています!」などと、できるだけ大声で叫び周囲の人の協力も求めます。

同時に、一刻も早く119番へ通報します。

周りに人がいなければ、発見者自身が、まず119番通報します。

周りに人がいれば、119番通報をお願いし、またAEDが近くにあれば持ってきてもらいます。

周りの人に依頼する時、依頼する人を指差して「あなたは119番通報(AED)をお願いします」などと、具体的に”どの人が依頼を受けたのかが明確に”なるような言い方をすることが、きわめて重要です。

こんな緊急時でも、依頼したつもりが、うまく相手に伝わらなかったための悲劇が起きうるからです。

B、意識と呼吸の確認ができた場合の対応

(声をかけて反応があり、呼吸が確認できた時)

この場合でも、少しでも意識状態の低下や、心身の状態に異常がある疑いがあれば119番通報をします。

意識と呼吸の確認ができた場合には下記のような回復体位(昏睡位)という姿勢にします。

 回復体位

 図は”救急蘇生法の指針2010”(へるす出版)より引用

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2、口の中に食べ物などの異物が入っている場合は取り出します。

(異物が気道をふさぎ呼吸困難な状態になってしまうからです。)

3、多量の出血がある場合は、まず止血が必要です。

体重52kgの人で、2リツトル程度の出血があれば、死亡してしまう可能性もあります。

止血するには、傷口より心臓に近い(拍動している)動脈の太い血管の上の皮膚を手のひらの付け根および布で強く圧迫し続けることが非常に重要です。

ただし、倒れている人が感染症に患っている可能性がありますので、できれば血液に触れないで対応するほうがよいでしょう。

4、気道の確保をします(下のイラストを参照してください)

気道の確保

 図は”救急蘇生法の指針2010”(へるす出版)より引用

ただしプールでの飛込み直後の(頭部のプール底部への強打による)意識不明による救急蘇生では、(頚椎損傷の疑いが高いので)頚椎を極力動かさないようにする必要があり(上の”気道確保”の図において)額の部分での押し下げは行わず、”下顎骨の挙上”だけを行って気道確保をします。

この場合に限り”下顎骨の挙上”は、下顎骨を(回転させるのでなくて)天井方向に引き上げるようにしましょう。

 なお、新しい”救急蘇生法2010”ではこの際、脈拍の確認はしなくてもよいことになりました。

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5、心臓マッサージを実施します(下のイラストを参照してください)

心臓マッサージの具体的な方法は、手の平の付け根の部分で胸骨を大人の場合で毎回5cm以上沈み込むように、1分間に100回以上のリズムで断続的に押すのです。 

圧迫部位

心マッサージ法

 図は”救急蘇生法の指針2010”(へるす出版)より引用

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6、AEDの実施

可能ならば心臓マッサージをしながら、AEDも試みます。しかし周りにほかに人がいなくてAEDを用意できない時は、心臓マッサージだけを救急車が到着するまで続けます。

決してAEDのために心臓マッサージを中断してはいけません

あくまで周りに他に協力者がいて心臓マッサージと並行してAEDも準備できる場合のみAEDも試みます

 ※AEDとは、「突然心臓のリズムに異常が発生した人」の心臓のリズムを、電気ショックを与えることにより再び正しいリズムに戻し、蘇生するための治療機器です。

すべてのAEDの器械には操作時に音声ガイドが必ず流れることになっていて、たとえ取り扱いがまったく初めての人でも音声ガイドに従えば、必ず正しく作動でき、またすべてのAEDには安全装置が付いていて、たとえ、もし心臓が動いているのに誤作動させてしまった場合でも、AEDの器械自身の内部で正しく判定し作動しないです。

AEDは、まったく触れるのが初めての人でも100%確実に安全に取り扱え作動させることができます。

AEDに触れるのが、まったく初めての人も、このような場に遭遇した場合は、ためらわず勇気を出して積極的にAEDを操作してください。

救急車の到着するまで、または意識や呼吸が回復するまで、心臓マッサージは途切れることなく続けます。(可能ならば、複数の人々が交代しながら行うと、よりよいです)

もしも意識や呼吸が回復した場合は心臓マッサージを中止して、回復体位(一番上のイラスト参照)にして救急車の到着を待ちます。

名古屋市天白区のサハシ歯科でも、このような緊急時に適切に対応できるよう日々研鑽しています。

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もし歯根部の破折が起きた時は、たとえ自覚症状がなくても抜歯するしかないのです

抜歯しなければいけなくなる原因の一つに、歯の歯根部の破折があります。

歯が割れたり、ひびが入ってしまった状態のことを”歯の破折”と言いますが、”歯の破折”には、大きく分けて2通りあります。1つは、歯冠部の破折で、もう一つは歯根部の破折です。

歯冠部の破折は、歯肉の上に出ている白い部分が割れたり、欠けたりすることです。

歯根部の破折は、歯肉の中にある歯の根っこの部分が割れたり、欠けたりすることです。

”歯の破折”した部位が、歯冠部だけに限られていれば、歯冠部を人工的な物質(金属、セラミック、高分子材料など)で覆えば、歯は抜歯することなく、治療し残存させれることが可能です。

しかし、歯根部の破折は、ほとんどの場合抜歯せざるえないのが実情です。

歯根部の破折の原因は、主に以下の3つの場合が考えられます

 

1、歯の外傷です。

転ぶなどしたときに歯を強くぶつけてしまった結果の歯の外傷に伴う歯根破折です。 

2、過去に歯の神経(歯髄)の治療をしていて、神経が除去されて数年以上経過した歯では、歯根破折が時々起きます。

歯の神経の治療後の年数が経過すればするほど、ますます歯根破折は起きやすくなっていくのです。

健康な歯は、歯の神経(歯髄)が歯に栄養補給などを絶えずしていますが、神経(歯髄)を除去された歯は、栄養がいかなくなり年月を経るほど、徐々に脆く、破折しやすくなっていくのです。

また何度も繰り返して歯の神経(歯髄)の治療をしている歯では、さらに歯根破折のリスクが、より高くなります。
なお、このような歯根破折が起きた場合、しばらくは痛みなどの症状もなく、せいぜい咬むときに少し違和感があるだけのことが多いです。しかし年月の経過と共に徐々に痛みや腫れや違和感などの症状が出てくるのが特徴でしょう。

当院の”よくある質問”の中の”虫歯治療へのよくある質問”の中の「歯の神経を抜くとはどのような治療ですか?の記事もご覧下さい。 

3、”極端に硬い物を咬む習癖”のある人も歯根破折を起こすことが時々あります。

これに関しては、詳しくは当院HPのよくある質問コーナーの”抜歯、口腔外科へのよくある質問”の中の
健全歯(外傷、虫歯、歯周病でなく、以前に治療もされていない天然歯)でも、破折するのですか? 

の記事を参照ください。

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口腔内が乾燥する症状について

口腔内が乾燥する症状は、主に唾液の分泌量の減少によると考えられますが、唾液の分泌量減少の原因は以下のようなものです。

1、シェーグレン症候群

(シェーグレン症候群とは、その原因がまだ不明の自己免疫疾患です)

その主な症状は、唾液分泌量の減少による口腔内の乾燥と併せて涙腺からの分泌液(涙)の減少による目の乾燥で、40歳以上の女性に多い疾患です。確定診断には医師による血液検査、CT、MRIが必要となります。

2、大唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺)からの唾液の分泌減少

3、薬の長期服用による副作用

4、高脂血症(中性脂肪、コレステロールなどの増加)

5、精神的ストレス、自律神経系の異常

6、糖尿病、肥満

7、就眠時の口呼吸

8、放射線治療による副作用

(なお加齢は口腔乾燥症の直接の原因ではありません)

治療と対策

3ヶ月以上”口腔内が乾燥する”症状が続いた場合に治療の対象となります。

その原因が大唾液腺からの唾液分泌の減少の場合には、唾液腺を”押しつぶす”ように手指でマッサージすることが、かなり有効です。

保湿材、人工唾液や唾液分泌促進薬を使用した場合、服用により気持ちが悪くなることも多いようです。特に重度の場合”梅ぼし”や”レモン”により唾液の分泌を図ることも有効でなく、むしろ辛くなることが多いようです。

だれでもできる最も良い対策は、食事の際に一口当たり20~30回以上しっかりと咬むことにより、自らの唾液の分泌を促すことでしょう。

なお義歯(入れ歯)を口腔内に装着している人は、唾液の分泌が少なくなりますが、異常ではありません。

口腔乾燥症の人は、唾液の減少により虫歯や歯周病が、かなり進行しやすい口腔内の状況になっているというのも周知の事実であり、ぜひ定期的に歯科医院で診てもらうようにするとよいでしょう。

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